上司に彼女を差し出した。俺の功績を上げたくて…。でもきっとあいつも楽しんでたはずさ、女なんかみんなエロいもんだよ

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、社内のシステム開発部門にいる。
 

上司に彼女を差し出した。俺の功績を上げたくて…。でもきっとあいつも楽しんでたはずさ、女なんかみんなエロいもんだよ(イメージ画像1)

 
主に社内システムの新規開発・保守を担当してる。
 

 
今まであまり光があたらず、目立たないSE生活を送ってきた。
 

上司に彼女を差し出した。俺の功績を上げたくて…。でもきっとあいつも楽しんでたはずさ、女なんかみんなエロいもんだよ(イメージ画像2)

 
ここらで功績をあげたい。
 

 
そうしないと出世にも悪影響を及ぼす。

 

そんなとき訪れたチャンスが「人事システム刷新」だ。
 

 
人事部から要件が出され、それに対してシステム部門から提案する。
 
了承が得られたら、その仕様に基づいて開発が始まる。
 

 
でも今回は、システム部長のアイデアで、部員から提案を募ることになった。
 
各SEが自由に考え、人事部に提出するのだ。
 

 

採用されたらそのシステム開発のプロジェクトマネージャーになれるという。
 
俺にとって願ってもないチャンスだ。
 

 
何日も残業して提案書を書き上げた。
 
総務部にいる彼女とのデートもお預けだ。
 

 
あのむっちりした肉体に触れられないのは寂しいけど、今は仕事優先だ。

 

提案書は無事にできあがり、人事部に提出した。
 

 
それから数日後、人事部人事企画課の課長からこっそり食堂に呼び出された。
 
公式の面会じゃないようだ。
 

 
社内では割と幅をきかせ、傲慢なところさえある課長だけど、実力があり人事部長より強い権限を持っているとも言われてる。
 
今回の提案書選別にも関わっているという噂だ。
 

 

から俺、失礼にあたらないよう、慎重に接した。
 
「お前のあの提案、なかなかいいと思うよ」
「そうですか」気持ちがうきたつ。
 

 
「採用したいと思ってるところだけどさ、部長が何と言うか」
「そうですか・・・」
「俺としてはお前の提案を押したい」
「ぜひお願いします」
「そこで相談なんだが」顔を寄せてくる。
 
「俺、君が付き合ってる宮崎冴香に興味があってな。一度飲みに行きたいと思ってるんだ。許してくれるか?」最初は何のこと言ってるのかわからなかった。
 

 

でも話をするうちに課長の意図がわかってきた。
 
要は俺の彼女を抱いていいか、という相談だ。
 

 
「2、3回遊べたらそれでいい。俺一人の女にこだわんないからさ」
「・・・・・・・」
「でも、彼女が何と言うか」
「それは問題ない。君も知っての通りだ」
「何がです」
「知らないのか。彼女、お前と付き合う前に何人かの男と不倫してたぜ。ここで名前を挙げてもいい。・・・彼女がヤリマンだって、当然知ってると思ってたぜ」水をぶっかけられた気がした。
 

 

課長の言ってることが本当なら、彼女の言ったことは全部嘘になる。
 
「社内で付き合った人はいないわ」
「私、祐二さんだけの女の子になろうと思って」
「だから心配ないってこと。俺が声かけたら、多分ついてくる。彼女のことは問題ない。問題なのはお前だ。許してくれるか?俺が彼女と遊ぶこと」
「お断りしたらどうなりますか」
「断ったら?・・・俺はとたんにお前の提案書に興味をなくすよ」これは断れない。
 

 

あの提案書で何とか将来への道を作りたい。
 
こんなチャンス、そう簡単に巡ってくるとは思えない。
 

 
課長にはOKの返事をした。
 
あとは彼女を信じるしかない。
 

 
彼女が人事企画課長からのアプローチを拒絶してくれることを。

 

女の本質を確かめるために、あえて彼女には何も言わなかったよ。
 

 
それから1週間が経過した。
 
彼女とは一度も会ってない。
 

 
会う気にならない。
 
課長からメールがきた。
 

 

俺が言ったとおり問題なかったよ。
 
飲みに行こうと言ったら着いてきた。
 

 
その夜ホテル誘ったら「どうしよどうしよ」なんて騒ぎながらも着いてきたよ。
 
彼女のむっちりした身体をいただいたよ。
 

 
彼女の乳首の横にほくろがあるよな。

 

あれセクシーだよな。
 

 
アソコもよかったよ。
 
膣圧がたまらなかった。
 

 
彼女の喘ぎ声、お前にも聞かせたかったよ。
 
2日後、またホテル誘ったらOKになったよ。
 

 

これからもたまに会ってくれるかと聞いたらさ、「いいですけど、秘密にしてください」っていうんだ。
 
お前のこと、少しは気にしてるみたいだな。
 

 
てなわけで、あと何回か遊ばせてもらうよ。
 
提案書だけど、ばっちり部長に売り込んどいた。
 

 
採用は時間の問題だよ。

 

れから一度だけ彼女に会った。
 

 
何食わぬ顔してたよ。
 
私は何もしてないわよ、と言いたげな顔。
 

 
もう別れようと思った。
 
提案書は採用され、多忙の日々が始まった。
 

 

サラリーマンが生きていくのは、何かと大変だね。
 
俺、女より仕事を取った。
 

 

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